国内企業のエネルギーマネジメントの状況と成熟度モデルの提案
〔概 要〕
企業経営にとってエネルギーマネジメントは最重要課題の一つとなっている。日本においては3.11以降,供給サイドの責任で賄われてきたエネルギー調達や安定供給に関し,需用サイドでもその対応について捉えなおし,エネルギーマネジメントの導入とその高度化を進める必要があると考える。
本稿では,JEITA(Japan Electronics and information Technology Industries
Association:電子情報技術産業協会)にて実施された企業向けアンケートの調査結果と,それとともに策定したエネルギーマネジメントの成熟度モデルについて紹介する。
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