FAPIG

THE FlRST ATOMlC POWER INDUSTRY GROUP

 

FAPIG誌 概要

高速増殖原型炉もんじゅ
廃止措置と燃料体取出し作業に向けて

〔概 要〕
 2016年12月21日の原子力関係閣僚会議において,高速増殖原型炉もんじゅの廃止措置方針が決定された。その後,2017年6月13日に「廃止措置に関する基本的な計画」が文部科学相へ提出され,廃止措置の第1段階である燃料体取出し期間(約5.5年)がスタートした。
 富士電機は,燃料体取出し作業の安全な作業遂行に向けて,事業者の日本原子力研究開発機構に協力して各種準備を進めているところである。
 本稿では,燃料体取出し作業に向けた,点検などの準備状況の概要を紹介する。