FAPIG

THE FlRST ATOMlC POWER INDUSTRY GROUP

 

FAPIG誌 概要

原子力施設の廃止措置を行うための放射化計算法
−Method of Radioactivation Calculation Necessary for Decommissioning of Nuclear Facilities−

〔概 要〕
 商業用原子力発電所の廃炉や高エネルギー加速器施設などの廃止措置が今後増加することが見込まれる。放射化した 原子力施設の管理区域を廃止して開放するために,管理区域内の機器・設備や構造物における放射化放射能の残存量の 評価が必要である。そのための放射化放射能濃度分布を求めることができる放射化計算法について説明する。放射化計 算の方法とそのために必要な中性子輸送計算,放射化反応断面積,崩壊データの内容と現状について説明し,現在使用 できる放射化計算コードの概要を述べる。