高速実験炉「常陽」燃料取扱設備の自動化

(FAPIG 第163号 参照)

核燃料 サイクル開発機構大洗工学センターの高速実験炉「常陽」は、昭和52年4月に初臨界を達成以来、わが国初の高速増殖炉(FBR)技術開発の中核施設としての役割を担ってきた。FBR用燃料・材料開発や先進的核燃料サイクル技術開発では、多種多様な照射試験をより効率的に行っていくことが求められており、「常陽」では、これら照射ニーズに応えるため照射能力を向上させる原子炉施設の高度化計画(MK-III計画)が進められている。この一環として富士電機は、燃料取扱設備の遠隔自動化、保守性改善に取り組んだ。
新型燃料交換機


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