「アモルファス太陽電池『FWAVE(エフウェーブ)』」は、富士電機システムズの新製品です。
太陽電池の世界市場規模は従来、年率30%の成長が予測されてきましたが、原油高や地球温暖化問題などの影響でここ2年は生産量は54%も伸びており、今後も引き続き増加する事が見込まれています。
2006年11月24日に竣工した熊本工場で製造されたアモルファス太陽電池「FWAVE」は、今後、国内市場のみならず、ドイツをはじめとするヨーロッパ諸国をはじめ、太陽電池の需要が伸びる事が見込まれている中国等、海外に向けて販売されます。
製品の特長
「軽い」 重量:1kg/1m2(従来の結晶系太陽電池の1/10以下)
「薄い」 厚さ:1mm
「曲がる」 曲面やデザインの複雑な建物や壁にも設置可能
「環境負荷低減」
・枯渇が懸念されているシリコンの使用量が極めて少ない
(厚みで比較すると1/100〜1/200)
・生産の際のエネルギー消費量減(結晶系の1/2)
「優れた性能」
・光の吸収領域が広いため、雨天や曇天時にも発電可能
(結晶系より年間約1割増)
・ 真夏などの高温時にも発電効率が下がらない
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