富士電機システムズの新製品のご紹介
〜電中研式クリアランスレベル測定装置〜〜


クリアランスレベルとは  

自然界の放射線と比較して十分小さく、また、人の健康に対するリスクが無視できる放射能濃度(Bq/g )のことです。
このレベル以下の物については、放射性物質として扱う必要がなく、一般廃棄物と同様に扱えるものです。
クリアランスレベルの一例として、原子力発電所で多く存在するCo-60 については、0.1Bq/g と法令で規定されています。

クリアランスレベルを測定する装置とは、原子力発電所等で発生した金属廃棄物(配管、制御盤のカバーなど)を測定してクリアランスレベル以下であることを確認するためのものです。

富士電機は、(財)電力中央研究所殿が開発した「自動形状認識トレイ型クリアランス専用装置」(クリアランスの判断方法:2005、日本原子力学会標準、AESJ-SC-F005:2005より)の製品化を行いました。

 

製品の特長

「高感度」  大面積プラスチック検出器を開発し、高感度測定を可能とした。
「高精度」  レーザ計測により、測定対象物の形状認識し、MCNP 計算により効率・バックグラウンド計数率補正を実施し、高精度測定を可能とした。
(電中研殿特許)
 
 
Co-60を30秒測定で100Bq測定可能
(1kg 以上の測定で、法令のレベルを測定可能)


「大量測定」  測定対象物寸法: MAX 80cm(W)×80cm(D)×40cm(H)
  質     量: MAX 200kg



<お問い合わせ>
富士電機システムズ株式会社 オートメーション事業本部 東京工場 放射線装置部
〒191-8502 東京都日野市富士町1番地
TEL:042-583-6210

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