高速実験炉「常陽」燃料交換
計画管理システムの開発


(FAPIG 163号 16ページ参照)

高速実験炉「常陽」の高度化計画(MK−III計画)では、燃料交換期間の短縮を図るために燃料取扱設備の遠隔自動化が図られました。
この一環として、富士通は「常陽」特有の複雑な燃料交換作業の計画立案と、自動化された燃料取扱設備と相互連携し効率的な工程管理を実現する「常陽」燃料交換計画管理システムを開発しました。
計画立案においては、TSP(巡回セールスマン問題)アルゴリズムを用いて最適な燃料取替手順と作業工程を立案することが可能となりました。


原子炉容器内の燃料取替手順の可視化画面

連絡先:富士通株式会社 科学ソリューション事業本部
科学ソリューション統括部 高橋康一 043-299-3501
E-mail:takahashi.ko@jp.fujitsu.com

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