核燃料サイクル開発機構新型転換炉ふげん発電所(以下、ふげん発電所)では新型転換炉の研究および運転を行っている。プラント保守業務の効率化・ヒューマンエラー防止のため、昭和59年に保守管理システムを大型計算機上のオンラインシステムで開発し順次機能拡張(故障管理、作業管理、アイソレーション管理支援、SWP/RWP管理)を図ってきた。
また、このシステムを平成11年に現在のクラサバシステムへ移行し、ユーザインタフェースの改良、マルチメディア対応を実施した。本論分では平成13年度に整備した保守管理システムのサブシステムであるアイソレーション管理支援システムで作成するアイソレーションを系統図図面上で作成/確認する機能の概要を紹介する。
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