放射性固体廃棄物の高周波溶融処理システム開発
(FAPIG誌 162号 18ページ参照)

原子力発電所などから発生する低レベル放射性固体廃棄物は埋設処分されるが、処分費用の軽減には廃棄物の減容処理が効果的である。その減容処理方法の一つに、高周波誘導加熱を利用して廃棄物を溶融固化・減容する方法がある。カワサキプラントシステムズでは、丈夫で安価な非導電性セラミックキャニスタを溶融容器として無機物割合の高い固体廃棄物を処理できる新しい高周波溶融システムを開発した。実規模試験装置を製作し、その溶融性能を確証した。

実規模溶融試験状況

全体システム構成例

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