高温ガス炉の熱利用
現在発電用に使用されている軽水炉から取り出せる温度は約300度ですが、モジュール型高温ガス炉は約1000度の高温エネルギーが取り出すことができ、産業用熱源あるいは水素の生産等に利用すると、地球温暖化などの問題の発生が抑制でき、クリーンな生活環境を維持することができます。
また、この特徴を生かし、ガスタービンと組合わせて高効率発電に利用すれば発電効率は約50%と格段に高まります。 "FAPIG熱利用プラント”の基本構想を次ページに示します。
 
FAPIG熱利用プラント

モジュール型高温ガス炉から取り出せる高温のエネルギーは、貴重な化石資源を各種化学製品の製造、水から水素を製造するなどの2次エネルギーとして重要な役割を果たすことができます。
FAPIGでは、モジュール型高温ガス炉のコジェネレーション、石炭ガス化、水素製造等の産業利用に向けた実用化研究を推進しています。